100万円を元手にFXを3ヶ月運用してみて200万円になる確率と20万円になる確率をプログラムを組んで計算してみた
100万円を元手にFXを3ヶ月運用してみて200万円になる確率と20万円になる確率をプログラムを組んで計算してみた・・・驚きの結果が、と言いたかったがまあ、普通だった
計算結果
3ヶ月(60回約定とした)後の金額 | 確率 |
---|---|
20万円以上 30万円未満 | 0.006795% |
30万円以上 40万円未満 | 0.308008% |
40万円以上 50万円未満 | 2.312749% |
50万円以上 60万円未満 | 5.220715% |
60万円以上 70万円未満 | 10.698449% |
70万円以上 80万円未満 | 7.729905% |
80万円以上 90万円未満 | 19.162910% |
90万円以上 100万円未満 | 10.387716% |
100万円以上 110万円未満 | 10.052491% |
110万円以上 120万円未満 | 16.837724% |
120万円以上 130万円未満 | 6.133299% |
130万円以上 140万円未満 | 0.000000% |
140万円以上 150万円未満 | 4.546171% |
150万円以上 160万円未満 | 3.131831% |
160万円以上 170万円未満 | 1.971992% |
170万円以上 180万円未満 | 1.063034% |
180万円以上 190万円未満 | 0.000000% |
190万円以上 200万円未満 | 0.332902% |
200万円以上になって抜ける | 0.103306% |
20万円以下で強制退場になる | 0.000004% |
初期資金より減る | 55.827250% |
初期資金以上になる | 44.172750% |
(上記計算時のパラメータ)
- 1回に投資する金額・・・手持ち資金の10%
- レバレッジ・・・20倍
- 為替相場の変動割合・・・2%(1ドル100円で円売りドル買いをしたものが1ドル102円になった等)
- スプレッド・・・1銭
として、3ヶ月で60回の利益確定か損切りのいずれかを繰り返したとした場合
確率の求め方
現在の手持ち資金に対して、下記の計算方法で利益を確定した場合と損切りを行った場合の2通りの手持ち資金の変化をシミュレートしていき、幾らになったかを全ての場合の数で割って確率を求める
- (利益を確定する) 手持ち資金 +(手持ち資金 X 1回に投資する割合 X レバレッジ X (為替変動の割合 % ー スプレッド(銭単位))
- (損切りをする) 手持ち資金 ー (手持ち資金 X 1回に投資する割合 X レバレッジ X (為替変動の割合 % + スプレッド(銭単位))
上記2通りの手持ち資金の変化を60回繰り返すシミュレーションを行う。
(シミュレーションの例)
この例では3回で8通りの結果になる。(2の3乗=8)
上図では3回目の青枠で括った金額(4通り)が元手の100万円以上になっており、赤枠で括った金額(4通り)が100万円を下回る結果となっている。
この例では、3回投資を行った結果が、100万円以上になる確率50%(全8通り中4通り)、100万円未満になる確率も50%(全8通り中4通り)になる、と計算する事ができる。
これを60回繰り返し、それぞれの金額が出現する場合の数を全体の場合の数で割り、確率を求める。
(最大で2の60乗=約115京2921億通りになる)
プログラム
計算をしたソースコードは以下の通り (Java)
Javaができる方は標準入力からのパラメータを変えていろいろ実行してみて下さい。
パラメータは標準入力よりカンマ区切りで、
手持ち資金に対する1回の投資割合 %, レバレッジ 倍, スプレッド 銭(0.01%), 為替相場の変動割合 % (全て整数値)